崖の上のロカマドゥール


フランスの隠れた観光名所として知られているのが、フランス南西部のミディピレネーにあるロカマドゥールです。150メートルもの石灰質の崖の斜面に建物が連なっている様子が様々な意味で奇跡的です。毎年およそ150万人もの人々が訪れているとされており、モンサンミッシェル・カルカッソンヌの城塞都市・エッフェル塔・ヴェルサイユ宮殿に次ぐ集客力を誇っています。

このロカマドゥールが人気なのはもちろん今に始まったことではありません。早や12世紀頃からこの町は人でにぎわっていました。それというのもロカマドゥールは中世の頃は巡礼地として栄えていたからなのです。この町には有名無名を問わず数々の巡礼者が訪れた記録が残っています。ここにはとても珍しい黒いマリア像を祀った教会もあることから、熱心な信仰者たちが絶えず訪れていました。宗教色の強さに加えてこの町の魅力はやはり崖の斜面に町が形成され、断崖絶壁に容赦なく教会などの建物が並んでいるというところにもあります。この想像を絶する町の姿はオスピタレという崖の頂上にある展望台から見渡せるので、目に焼き付けておきたいところです。

ちなみにロカマドゥールではチーズもかねてから人気です。ロカマドゥールチーズは牛乳ではなく、おなじみの岩山で飼育されたヤギのミルクによって作られています。濃厚な味わいとヤギのミルク特有の甘さが魅力です。ロカマドゥールにお越しの際はこちらのチーズもご賞味ください。


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