ゴージャスの極み!ジャックマール・アンドレ美術館


パリの美術館の中で最も大規模なものといえばルーブル美術館です。最も多くの印象派の作品を収蔵する美術館といえばオルセー美術館です。最も現代的かつ理解が困難な美術館といえばポンピドゥー芸術文化センター内の国立近代美術館です。それでは最もといえばどこでしょうか。ジャックマール・アンドレ美術館をここに加えたいと思います。

ジャクマアンドレ美は画家のジャックマールとその夫アンドレ氏の美術品コレクションをかつて彼らが暮らしていたお屋敷に展示した美術館です。1869年にこの夫妻のために建設されたこの邸宅は、どこも隙のないくらいのゴージャスさで満たされています。ルーベンスフラゴナールボッティチェリといった名だたる画家の作品が展示されていますが、それに負けないほどの豪華な装飾がそこかしこに施されています。19世紀末のセレブの暮らしがありありと感じられる美術館です。美術品だけでなく夫妻のプライベートなお部屋まで公開されています。シャンゼリゼ通りからサン・ラザール駅に向かうまでの道中にこのような大規模な邸宅が存在することに驚きを隠せません。

またこのジャックマールアンドレ美術館にはゴージャスな装飾のサロン・ド・テもございます。いわゆる高級なカフェのようなものとお考えください。このサロン・ド・テにも大きな絵画作品が展示してあります。ゴージャス極まりないひと時をお過ごしください。この邸宅の圧倒的なゴージャスさに負けないほどの優雅笑みを浮かべながら訪れたいところです。



Musée Jacquemart-André ジャックマール・アンドレ美術館
158 boulevard Haussemann 75008 Paris
開館時間:月曜・土曜以外 10時から18時/月曜・土曜10時から20時30分
入場料金:大人料金11€/オーディオガイド 無料(企画展は4€)

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