カンペールからレンヌの旅


突然ですが、
私の友人にトモ君という人がいます。
彼の人となりを語るには
長くかかるのですが、
私が”情熱大陸”の番組スタッフだったら出演交渉するだろうな。
というような人です。
彼は日本でも有名なミシュラン星付きの某フレンチレストランで、5年間、シェフの右腕として働いていました。
その後、渡仏。
フランスで料理修行をするも、
運命のバグパイプと出会い、
手に持つ物を、
包丁からバグパイプに変更。
レストランでもお仕事も辞め、
バグパイプのお師匠さんについて、ずっとずっとバグパイプを学んでいました。
全身和彫りの刺青とグリーンのモヒカン、
そしてピアスといういでたちなもんで、
彼とパリを歩いていると、
”写真とって良いですか?”
”そのタトゥアージュ、クールだね。”
と、よくフランス人に声をかけられました。
なぜか一緒に歩いている私が自慢気。
そういや、フランスのテレビにも出てました。

そんなトモ君、今では日本に戻り、
自分のお店を開くべく日々奔走しているのですが、
先日、久しぶりにフランスに戻り、
とても面白いパリでの生活や旅行記を書いてくれましたので
そちらをご紹介いたします。

カンペールからレンヌの旅。

あんまり行く人が多くないカンペールですが、とても良い街なんですよ!
こじんまりしていて、石畳の細い坂道が多くキレイな街です。



焼き物の“かんペール焼き”の発祥地です。
カン ペール焼きは可愛いんですよね~。
街の中心には教会があって
広場を取り囲むようにカフェや土産屋が並んでます。
教会の前にはなんとも可愛いカンペール焼きをイメージした
蒸気機関車型の観光バスがありました。



さて、ブルターニュと言えば、
僕の大好きな”ケルト”の地。
バ グパイプにボンバルドの音。

そして“ガレットとシードル”
ガレットはそば粉の食事クレープ。
シードルはリンゴの発泡酒。
共にコンビネーションは最高です!
なんだったらカンペールで一番有名なガレット屋さんで
食事をしようと思い探しました。

あった~!並んでるし、諦めて返る人もいる。
決めた!ここにしよう。
店の前の壁には
フランスが発行したガレットが美味いレストランの目印と、
それ以外でも
ガレットに関しては優秀優良なレストランの目印もありました!



レストランの前で待ちかまえてました。
遂に自分たちの番がやって来て中に入ると、
可愛いレストランです!
カンペール焼きや小物、レースの使い方がお洒落なんですよね。
マダムに僕がフランス語で話しかけたのが驚いたらしく、
その後も楽しい食事の時間が過ごせました。
もちろんガレットは最高に美味いです!
生の樽出しシードルも、これまた最高に美味いです!





フランスのレストランで食事をすると、
食事の楽しさが良くわかる気がします。

美味しいものを食べたくてレストランに行く
というのが生活に密着していて、
食事は当然メインですが、
食事が中心ではなく、相手との会話が中心だということ。

修行していた頃、この風景をみて
これが食事の楽しみ方なんだと気付かせてもらいました。

さて、腹も心も満たされたところで、
そろそろ今晩の宿泊地レンヌに移動です。
翌日に行くモン・サン・ミッシェルに行きやすいように
レンヌにホテルを予約したんですね。

夏のカンペールはケルトの祭りがあり凄く盛り上がるんです!
あ~時季が違うから見れないのが残念でした。

トモ君の日々のブログはこちら▶
http://ameblo.jp/royalscotsman/








フランスエクスプレス
フランスエクスプレス